小説の書き方がわからない!という方に向けて、初心者にもわかりやすい基本の4ステップをご紹介します。何から始めればいいのかわからない方も、小説を書き始めたけれど思うように進まない方もぜひ参考にしてください。
何事も一歩ずつ、コツコツと進んでいけば書きたいものが作れるようになりますよ。
小説を書く前の基本4ステップ
小説を書きたいのに、いまいち書き方があっているのかわかりません
小説を書きたい!と思ったら、
実際に書く前にやっておきたいことがあります
初めて小説を書く方も、すでに書いているけれど思うように書けない方も、まずは今から紹介する4ステップを行ってください。
突然書き始めるとまとまらない方も、基本4ステップを行うだけで書きたい小説が書けるようになりますよ。
まずアイデアを書き留めておこう!
小説の書き方がわからない人は、まずはアイデアを書き留めていきましょう。
アイデアは日常のあらゆるところに転がっています。
・日常の面白エピソード
・身近にいる人
・読んだ小説から湧いたアイデア
・映画やドラマから受けたインスピレーション
アイデアを集めよう!と意識するだけで、
様々なところから集められるよ
すぐにどういう物語にするのか思い浮かばなくても、「こういうシーンとして使ってみたい」「こんなキャラクターを描いてみたい」「こんな物語設定いいな」と感じたものをどんどん書き留めていきましょう。
物語のテーマを決めよう
小説を書き始める前に、物語全体のテーマを決めておきましょう。物語のテーマは、その作品の方向性を決めることになります。
テーマは、物語を通して読者に伝えたいことです。
例えば、「本当に応援している人はあなたの身近にいる」「努力は必ず報われる」というテーマならば、どんな物語かはわからなくても明るい未来を伝えられることがわかりますね。ハッピーエンド間違えなしです。
反対に「因果応報」「一度犯した罪は一生消えない」というテーマならば、なんとなくダークなイメージが出てくるのではないでしょうか。
テーマを決めることで物語の展開、結末、雰囲気が決まります
とはいえ、突然テーマから決めるのは難しいものです。「どういう物語を作ろうかな?」を組み立てる中でテーマを作っていくと、自然と方向性が定まっていきます。
小説の書き方の手順はさまざまあるので、手順が変わっても問題ありません。
キャラクターを決めよう
物語やテーマが決まったら、登場させるキャラクターを決めていきましょう。
主人公は格好いいキャラを作りたいですね!
初めは自分好みの共感しやすいキャラクターを作ると、キャラクターぶれが起きづらいです。自分には考えつかないような考え方をするキャラクターは、心情を描くのが難しくなりがちです。
慣れてきたら様々な性格のキャラクターを作りたいところですが、最初は描きやすいキャラクター作りがおすすめです。
キャラクターを作る時は、履歴書のように作ると考えやすいです
- 名前
- 年齢
- 性別
- 職業(バトルものなら能力)
- 性格
- 好きなもの、嫌いなもの
- その人らしさがわかるエピソード
キャラクター作成の段階で、どのような人物かがわかるくらいに決めておくのは大事です。なぜならば、実際に物語を動かしていくのはキャラクターたちだからです。
キャラクターがそれぞれの思い、思惑を持って行動することで物語は展開していきます。あくまでも、キャラクターの性格に矛盾が発生したいために、物語がキャラクターを動かすとならないようにしてください。
プロットを作ろう
大まかな物語・テーマ・キャラクターが決まったら、最後にプロットを作りましょう。
プロットの必要性がいまいちわかりません
プロットは、いわば物語の設計図です。キャラクターたちが行動を起こしていく中で、どのような物語に発展していくのか?これを予め決めずに思うがままに書いてしまうと、途中で物語の行き先がわからなくなり、筆が止まる原因となります。
プロット作りを飛ばす人の多くが、作品を未完結にしてしまっています
家を建てる時だって、ホームページを作る時だって設計図が作られます。家を建てる時に設計図を書かずに適当に使えそうな材料を集めて、思うままに材料をつなぎ合わせて行き当たりばったりに作り上げたらどうなるでしょうか?きっと、最初に思い描いていたものとは異なるものが出来上がると思います。あるいは、欠陥住宅になりますね。
プロット作成には、もう一つ大きな意味があります!
プロットでは、物語がどのように展開していくのかを作成していきます。プロットを読めば、どういう物語でどのように物語が進んでいくのか、最終的にどう着地するのかがわかります。
そうすれば、プロットを考える段階で小説の中身を考えるという作業を終えられるということです!
そうなると、実際に小説を書き始める時には「文章をどのように描こうか?」「このシーンはどう表現するのが良いだろうか?」「心情描写はどれくらい入れようか?」というように、物語の描き方・魅せ方に集中できます。
プロットを作ることで、小説作りがスムーズに進むのがわかりますね。
小説の書き方に悩んだら短編小説から始めよう!
小説の書き方について説明しましたが、基本ステップを踏んでも中々小説が完結できない・・・という方もいると思います。
そういう方は、短編小説から始めてください!
長編小説を書きたい僕も、短編から始めないとダメですか?
慣れるまでは、短編小説を書いて「小説を完結させられた」という体験を積むことが大事です。いきなり大掛かりな大作を作ろうとしてしまうと、挫折しやすくなります。
また、短編小説をいくつか書く中で「この短編のこのキャラクターを使った長編小説を書きたい!」と新たにアイデアが出てきたり、短編小説を書き連ねた結果長編として一本繋がったりということもあります。
まずは気軽に書ける短編小説から始めて、
小説の書き方を少しずつ身に付けていきましょう!
まとめ
今回は、小説の書き方がわからない人に向けて、初心者にもわかりやすい基本4ステップを紹介しました。小説作りは執筆の前段階が大切になります。
早く書きたい!と思う人にとっては面倒に感じられるかもしれませんが、この4ステップを踏むことで小説作成中に躓く回数が減ります。
ブログ上では詳しい内容はお伝えしきれないので、小説の書き方を知りたい!初歩的なところから学びたい!という方はぜひ以下の著書も読んで見てください。
私が小説を書き始めた時に、執筆中や執筆前に読んでいた本です!
初歩的なことや、小説を書くために必要な手順が学べますよ
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