面白い小説を書くにはどうすればいい?執筆前に考えたい4つのこと

小説のお悩み解決

小説を書いている人ならば、「面白い小説を書きたい!」と思うのは当然のことです。しかし、面白い小説を書くためにはどうすればいいのでしょうか?

小説初心者
小説初心者

ネット記事の書き方を読んでもよくわからないし

指南書を読んでもピンときません

なぎ
なぎ

書き方のコツを取り入れるのは、実はとても難しいことです

考えて、考えすぎて立ち止まってしまうこともあると思います。この記事では、面白い小説を書くために執筆前に考えたい4つのことを紹介します。

面白い小説の基準を明確にする!

まず、自分の中で面白い小説の基準を明確にしましょう。ただ漠然と「面白い小説を書きたい」と思っているだけでは、面白い小説は書けません。

なぜなら、面白い小説を書きたい!というのは、「とにかく頭の良い大学に行きたい」と言っているのと同じことだからです。具体的な大学名や、偏差値が明確でなければどれほど勉強すればいいのかわからないですよね。何事も、目標は明確でなければ目指せません。

自分が面白いと思う小説を思い返そう

あなたが普段読むのはどのような小説でしょうか?日頃読んでいる作品を思い浮かべてみてください。小説以外にもアニメや漫画、ドラマなどでも構いません。

なぎ
なぎ

まずは「どういうものを面白いと感じるか」

を明確にすることが大切です!

惹かれるストーリーを考えよう

好きな作品を思い返したら、惹かれるストーリーを考えましょう。

小説初心者
小説初心者

僕は異世界ファンタジーのストーリーが大好きですね!

なぎ
なぎ

それでは、異世界物から考えて行きましょう!

異世界のストーリーと言っても、たくさんあります。

  • 異世界でもほのぼのストーリーを見るな
  • 主人公が苦悩しながらも戦うストーリーが好きだな
  • みんなで力を合わせるストーリーが好きだな
  • 敵が仲間になっていくストーリーが好きだな

このように、異世界の作品一つとっても惹かれるストーリーは異なります。具体的な作品から考えれば、「あの作品はこういうストーリーがあるから見たくなったな!」というのがより明確に思い出せるでしょう。

好きなシーン・描写を考えよう

ストーリーを考えたら、好きなシーンや描写も考えてみてください。好きな作品の中でも、心に残っている、何度も読み返したくなるシーンがあると思います。

なぎ
なぎ

書き出してみると、自分が面白いと思う部分がよくわかります。

また、描写ならば「戦いだけではなく心理描写にフォーカスしている点がいい」「小説なのにアニメ映像を見ているような描写が好き」というような惹かれる点が出てくるかと思います。

自分が書きたい面白い小説を考える

自分にとって面白い作品・ストーリー・シーン・描写が明確になったら、いよいよ自分が書きたいものを考えていきましょう。

面白いと思う作品・ストーリーでも、読んでいる側として面白いと思うものもあれば、「自分もこういうのが書きたい!」と心躍るものが一つや二つはあるかと思います。それを、今の自分の力量で描ける、描けないは別として書きたいと思うものを考えてみましょう。

ここでは、書けそうなものではなく書きたいものを考えるのが大切です。

なぜなら、書けそうなものと考えてしまうと「本当は書きたいものがあるけれど、書けないから仕方なく」という思いが出てくるからです。まずは書きたいものを考えて、そこから「自分が書くにはどうすればいいだろうか?」という視点で工夫をしていくと納得のいく面白い作品が書けます。

面白い小説を書く時にやってはいけないこと

最後に、面白い小説を書こう!と考える時にやりがちなことをお伝えします。

  • みんなが面白いと言っている流行り物
  • ランキングに上がりそうなもの

これらを書こうとすることです。流行っている物でも、自分が面白いと思っていれば問題ありません。しかし、興味がないのに流行っていて小説投稿サイトに上げればランキングが上がりそうだから、というだけの理由で書くと面白いものは作れません。

小説初心者
小説初心者

流行りに乗っかろうとして、とまっていました

なぎ
なぎ

小説は作者が面白いと感じている、

本当に書きたいものを書いてこそ面白くなるものですよ!

まとめ

今回は、面白い小説を書くために執筆前に考えたいことを4つご紹介しました。面白い小説を書くためには、小説の描き方や面白い展開を考える前に今回紹介したことを考える時間が必要です。今回紹介したことを考えなければ、自分の中の面白い小説を見失い、ウケ狙いのものに走ってしまうことになりかねません。

ぜひ、「面白い小説を書くにはどうすればいいんだろう?」と思った時は、一度手を止めて今回ご紹介したことを考えてみてください。あなたが楽しく小説を書けることを願っています。

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