
小説を書いてみたいのに、書き始めると最初の一行で手が止まってしまいます…

書き出しても、すぐに「これでいいのかな」と不安になっちゃうわ
「小説を書きたい!」と思っても、いざ書き始めると上手く書けず、「やっぱり自分には才能がないのかも」と感じてしまう人は少なくありません。

小説を書こうとする人なら、誰もが通る道です!
書けないのは、あなたの感性が足りないわけでも、実力不足でもありません。ただ、小説を書き始める時に大切な考え方を知らないだけです。
この記事では、小説が書けない悩みをほどき、自然に書き始めるための5つのステップを紹介します。まずは「書き出せる自分」になるところから始めましょう。
小説の書き方で初心者が最初につまずく理由
初心者が小説の書き方で最初につまづく理由は3つあります。真面目で頑張り屋な人ほど陥りやすいものです。
いきなり「うまく書こう」としてしまう
小説を書き始める時、プロの小説や人気作品を思い浮かべながら、同じように書こうと考えていませんか?好きな作品を目指すのは悪いことではありません。しかし、最初から同じように書ける人はほとんどいません。
書こうとしても手が動かなくなるのは、最初から完成度を求めてしまっているからです。
正解を探しすぎて手が動かなくなる
真面目な人ほど、「起承転結とは?」「三幕構成って何?」「地の文の書き方は?」と、小説の書き方の正解を調べます。
しかし、小説の書き方は人それぞれ異なります。同じプロの作家でも、書き方や考え方は異なるものです。調べれば調べるほど、正解が多すぎて迷ってしまいます。
書きたいのに書けないのは、「どの書き方が正解なのだろう?」と、正解を探しすぎていることが原因かもしれません。
他人の作品と比べてしまう
SNSや投稿サイトで上手な作品を見ると、「こんなの書けない」と自分を否定してしまいがちです。いいねやコメントがたくさんついている作品ほど、すごい人に感じられてしまうでしょう。
しかし、その人たちは何作も書き続け、練習を重ねているからこそ、その作品が出来上がっているのです。はじめから上手く書けているわけではありません。
あなたが書けないのは才能の問題ではなく、書く量がまだ足りていないだけです。書きながら試行錯誤をしていく中で、「自分には書けない」と思っていた作品が書けるようになっていきます。
初心者が小説を書く前に知っておきたいこと
思うように小説が書けないと悩んでいる方や、これから小説を書きたいけれど、上手く書ける未来が見えなくて不安な方は、今から紹介することを抑えておいてください。
最初の作品は「下手でいい」
初めての作品は、「人に見せるのも恥ずかしい」「駄作だ…」と考えてしまいがちです。中には、恥ずかしさのあまりお蔵入りにしてしまう方や、削除してしまう人もいるでしょう。
しかし、最初の作品が下手なのは当たり前のことです。最初から上手く書ける人はほとんどいません。思うようにいかなくても最後まで作り上げ、誰かに読んでもらうことで、次の作品へと活かせるのです。
完璧なプロットはいらない
小説にはプロットは欠かせません。しかし、プロットを完璧に作り込めば思い描いた通りの作品が出来上がるわけではありません。
はじめのうちは、あらすじなど大まかな話の流れを決めるだけでも良いのです。プロット作りに集中するよりも、自分が考えた物語を形にしていくことの方が大切だからです。
いつまでも物語を形にできないのは、完璧を目指そうとしすぎていることが原因かもしれません。プロットは書きながら付け足していくくらいでも問題ありません。
書きながら考えていい
書き始めたばかりの初心者は、物語を組み立てる力も備わっていないことが多いです。だからこそ、はじめのうちは「決めてから書く」のではなく、「書きながら考える」くらいがちょうどいいのです。
「こんな主人公が活躍する話を書いてみたいな!」「こんなファンタジーな世界を書いてみたいな」そう思ったら、少しずつ書き出しても問題ありません。
実際に書くことで物語が広がっていき、先の展開やキャラクターが思い浮かんでくることもあります。書きながら考え、思い浮かんだら書き留める中で小さくプロットを作っていく。はじめのうちは、それで良いのです。
書けない悩みをほどく小説の書き方5ステップ
上手く書こうとしては、中々書き出せない初心者の方のために、簡単に書き出せるようになる5つのステップを紹介します。

手が止まっている方、上手く書けなくて自信を失っている方は、試してみてください!
小説の書き方① テーマは「伝えたい感情」だけ決める
初心者がやりがちなのが、壮大なストーリーを考えようとすることです。はじめだからこそ、気合いを入れて、しっかりとした話を作りたくなる気持ちはあります。
しかし、小説の出発点はストーリーではありません。読者に伝えたい感情を決めることです。
上記のように、「この気持ちを書きたい」というものを決めれば、それだけでもうスタートラインに立っています。
実体験でなくても大丈夫。想像でも、妄想でも構いません。
- 切なさを伝えたいから、主人公が失恋をする話を書きたい
- 恋しさを伝えたいから、片思いをするピュアな少女の話を書きたい
- 後悔を伝えたいから、友達との喧嘩別れの話を書きたい
- 孤独を伝えたいから、ニートの話を書きたい
このように、伝えたい感情を決めることで、話の大筋が出来上がっていきます。
小説の書き方② 主人公は「少し前の自分」でいい
主人公の設定に悩む人も多いです。物語は主人公で変わるからこそ、悩む気持ちはわかります。

初めて書く主人公は、自分をモチーフにしてみてください!
凝った設定や特殊な能力は必要ありません。「この気持ち、わかる!」と思える主人公が一番書きやすいです。
だからこそ、学生時代の自分、新社会人の頃のフレッシュな自分、幼い頃の自分など、少し前の自分から今共感できそうな気持ちを拾い上げてみてください。
その感情に沿う主人公を作り上げていくと、読者の心にも感情が届きやすくなります。
小説の書き方③ 最初は「1シーン」だけ書く

まずは1シーンだけ書き出してください!
最初から「物語を完成させよう!」と意気込む必要はありません。
このように、主人公や感情から思い浮かんだ1シーンを書き出すところから始めてください。シーンを重ねることで、物語は出来上がっていきます。
最初のうちは起承転結や順番を難しく考えず、思いついたままに書き出していきましょう。
小説の書き方④ ネタが出ないときの具体的な出し方
何も浮かばない時は、無理にひねり出す必要はありません。
日常の感情は、最高の素材です。小説は、特別な出来事から生まれるものではありません。何も思いつかなくて悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてください。
小説の書き方⑤ 書けない日が続いたときの対処法
書けない日が続くと、焦ってしまいますよね。しかし、慌てる必要はありません。書かない日も「創作中」です。小説や漫画を読んだり、作品に触れたりする時間も立派な創作時間です。
妄想や、「こんなのいいなー」と小さくメモするだけでもOKです。小説を書き始めたからといって、必ず毎日書く必要はありません。書く力は書けない日々の中で溜まっていくものです。
独学でも小説は書ける?初心者が不安に思うこと
独学で小説を書くことは、まったく問題ありません。多くの人が自己流で小説を書いています。大切なのは学ぶことよりも、続けられる環境を作ることです。
- 人に読んでもらえる環境
- 人から感想をもらえる環境
- 作品づくりを相談できる環境
誰かに評価される前に、まずは自分の中で「書けた」という感覚を育てましょう。人からの評価を得るのはその後です。
ただし、「自分の書いているものが小説として成り立っているのか自信がない」「誰かに見てもらいたい」と不安になる人もいるでしょう。そのような方は、誰かに見てもらいながら進めることで安心して作品を作れるようになります。
あなたの作品を同じ創作者の立場から、そして一番の読者として読ませていただきます。お気軽にご相談ください。
心を込めて!あなたの小説の感想を書きます プロに見てもらうのは恐いけれど、正直な感想が欲しい人へまとめ|初心者が小説を書く一番の近道
初心者が小説を書くためには、上手く書くことよりも、まずは書き続けることが大切です。正解の書き方を探すことよりも、今の自分が書ける形を選んでください。
最初は上手く書こうとする必要はありません。あなただからこそ描ける感情を描いてください。まずはほんの一行でも構いません。心に残っていること、書いてみたい1シーンを書き出すところから始めてください。


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