小説のアイデアが浮かばない…そんなときに試したい発想法8選!

小説のお悩み解決
小説初心者
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小説のアイデアが全く思い浮かびません

なぎ
なぎ

アイデアが浮かばない時間は辛いですよね

小説のアイデアが浮かばないと、何も書けない時間が続くばかりでもどかしい気持ちになるでしょう。実は、アイデアが浮かばないのには、様々な原因があります。

今回の記事では、アイデアが浮かばない原因とアイデアを生み出すための方法を10個紹介します。あなたの悩みが解決するきっかけとなれば幸いです。

なぜ小説のアイデアが浮かばないの?

小説初心者
小説初心者

書きたいものはあるのに、どうしてアイデアが浮かばないんだろう?

なぎ
なぎ

あなたの浮かばない原因を探ってみましょう!

小説のアイデアが浮かばない時、以下の4つのどれかに当てはまっている可能性があります。

・完璧を求めすぎている
・インプットが不足している
・書きたいものが決まっていない
・周りの評価を気にし過ぎている

一つずつ解説していくので、当てはまるものがあるかも!と感じた方は、参考にしてください。

完璧を求めすぎている

完璧を求め過ぎているのが原因で、アイデアが浮かばない可能性があります。アイデアが浮かばないというよりかは、浮かんでいるアイデアを「面白くない!」「こんなレベルじゃ読んでもらえない」と無意識に弾いているのが原因です。

なぎ
なぎ

人に誇れるものじゃないと、アイデアとは呼べない!と思っていませんか?

・書く前から「これは陳腐かも」と否定してしまう
・面白くない=書く意味がない、と思い込んでしまう
・PV数が少なかった話を避けている

今の時代、投稿サイトで気軽に小説をあげられるからこそ、完璧さを追求してしまいがちです。

コメントが来なかったら、PV数が少なかったら、書いている途中で「自分には才能がない」「この話は面白くないんだ」と考えてしまう人は多いでしょう。

なぎ
なぎ

まずは自分のために書く!と割り切って書いてみましょう

完成する、見せられる状態になるまでは、どのように書いても誰かに見られる心配はありません。1行だけ、箇条書きだけでもOKとハードルを下げることで、少しずつ書けるようになりますよ。

「作品を一つ完成させる」それ自体を目標にしてみてください。面白さや内容追求はその後でも大丈夫です。

インプットが不足している

インプットが不足していると、小説のアイデアは出てきません。小説のアイデアは、既存の知識・体験・日々の観察から生まれます。日常的なインプットが少ない状態では、自然とネタも出にくくなります。

なぎ
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最近、映画や小説に触れていますか?

書くことばかりを意識して、小説を読む時間や映画などの作品を観る時間を疎かにしていると、アイデアは出てきません。

小説初心者
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最近忙しくて、仕事のことばかり考えていました

自分に余裕がなくなると、外部からの刺激や情報をシャットダウンしてしまいます。他人の経験や視点に触れる機会を意識的に作ることも、アイデア作りに役立ちます。

  • 新しい本・映画・音楽などに触れる
  • 散歩や遠出をして、非日常の風景に触れる
  • 人の話を聞く時間を作る
  • 人間観察をしてみる

アイデアは日常の中にたくさん転がっています。作品に触れたり、実際に五感を研ぎ澄まして風景に触れたりすることで、自然と湧いてくることもあります。

誰かと話をしている時に、ふとした拍子に小説と結びつけられるものが浮かんでくるかもしれません。アイデアはどこから出てくるかわからないものです。普段から、インプットにつながる行動をすることで、自然とアイデアが浮かぶかもしれませんよ。

書きたいものが決まっていない

アイデアが浮かばないと感じている時、実は「小説を書きたいけど、何を書けばいいか分からない」状態になっているのかもしれません。

なぎ
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これは目的やジャンル、書く動機がぼんやりしていることが原因です!

・面白いアイデアを「探している」だけで、テーマが決まっていない
・「売れたい」「評価されたい」だけで中身が定まらない
・どのジャンルで書くかすら決まっていない

書きたいものが明確になっていないと、ゴール地点が定まっていないので、ぼんやりとしたものしか浮かばなくなるのです。

まずは、書きたいテーマ・ジャンルを1つに絞ってみてください。自分が読みたい物語、憧れるキャラを想像してみると、明確になりやすいですよ。

周りの評価を気にし過ぎている

SNSや投稿サイトなどで他人の成果を目にすると、自分の作品に自信がなくなり、書くこと自体が苦痛になってしまいます。

なぎ
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PV数や評価ばかり気にしていませんか?

数字として評価が見えやすいからこそ、成果が感じられないとやる気をなくてしてしまいがちです。書くことに対するモチベーションが下がると、ワクワクとアイデアを浮かべる気持ちも無くなってしまうでしょう。

小説初心者
小説初心者

いかに人に読まれるか、ばかり考えていました

・他人の作品と比べすぎて筆が止まる
・書くことより「受けるかどうか」が気になってしまう
・評価がつかないと書く意味がないと思ってしまう

このような気持ちを持っていると、小説を書くことが義務のように感じられてしまいます。

なぎ
なぎ

あなたが小説を書くのはなぜですか?

創作の「楽しさ」や、書こう!と思った「最初の動機」を思い出してください。

評価を気にせず、とにかく書いて出してみる習慣を持つことで、アイデアは自然と浮かぶようになりますよ。

小説のアイデアを生み出す8の方法

アイデアが浮かばない理由についてお伝えしてきました。ここからは、実際にアイデアを生み出すための方法を8個お伝えします。

アイデアを浮かべること自体が難しくなってしまった方や、何も浮かばなくなってしまった方はぜひ試してみてください。

1. 自分の経験からエピソードを考えてみる

アイデアを浮かべるときは、自分の経験談から考えるとスムーズに浮かべられます。

・学生時代の通学路での話
・休み時間友達と過ごした出来事
・放課後や部活
・社会人になった時のドキドキした話
・慣れてきて心が死んできた話
・ふとした出来事

人生生きていれば、誰しも様々なエピソードがあるものです。

この時浮かべるエピソードは、特別すごいものや、人に自慢して話せるようなものでなくても構いません。人と違う特別な体験をしている必要もありません。

何気なく自分の心に残っていることや、ふと思い出すような出来事で構いません。

アイデアの段階では、優れている必要はありません。そこからどう話を広げていくか、どのように一つの物語として進めていくかは別の話です。

まずは、どんなエピソードでも良いので、アイデアを集めていきましょう!

2. 日常の「違和感」や「なぜ?」をメモする

小説のアイデアは、日常の些細なことでも浮かぶものです。

小説初心者
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キョロキョロしている人がいるけれど、何をしていたんだろう?

なぎ
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もしかしたら、何かから逃げているのかも!

小説初心者
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僕には見えない何かが見えていた可能性も・・・

日常の中で見かける「あれはなんだったんだろう?」「あの人は何をしているんだろう?」から話を広げるのも楽しいものです。

一人で過ごしている時も誰かと過ごしている時も、数分後には忘れているような「なぜ?」を感じることは誰しもあると思います。

すぐに忘れて終わってしまうようなことをメモしておくと、後から見返した時に小説のワンシーンを想像できるきっかけになり得ます。

3. ランダムワード・お題ガチャを使ってみる

何も思いつかない、きっかけも何もなく難しい時は、ランダムワードやお題ガチャを使ってみてください。

ランダムに単語やお題が出てくるもので、それらをきっかけに物語を作る遊びです。

ランダム単語ガチャ
ランダムワードジェネレーター

様々なサイトがあるので、自分にあうものを試してみてください。

なぎ
なぎ

気軽に遊び感覚で始めるのがおすすめです!

小説初心者
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頭の体操にもなりそうですね

4. 写真やイラストからインスピレーションを得る

「写真で一言」という遊びがあるように、写真やイラストからインスピレーションを得る方法もあります。風景の写真や漫画のイラスト、教室のワンシーンなど、絵から空想を広げることで物語が出来上がっていきます。

・このキャラクターはきっとこんなことを考えている!
・この二人はこのような関係性で、今こんな話をしている
・和やかな風景に見えるけれど、実はこの後こういうことが待っている

上記のように、写真やイラストから状況を考えることでアイデアが膨らんでいきます。小説を書く人は、妄想をするのが好きな人が多いはずです。だからこそ、とっかかりがあれば物語は広がっていきます。

なぎ
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物語のとっかかりをいかに見つけるかが、アイデア作りの鍵です!

5. 映画・本・ゲームを見て逆転の発想をする

物語からアイデアを得る方法もあります。例えば、映画や本・ゲームの物語から「もしもこうだったら?」を考えてみてください。

・もしもこの時、この選択をしていなかったら?
・もしも最後、この道を選んでいなかったら?
・もしも、主人公と他のキャラクターの立場が入れ替わっていたら?

元の物語から、違った世界線を考えていくことでアイデアが浮かびやすくなります。一から話を作るのは難しくても、「もしも話」を考えるのは楽しいものです。実際にその時に思いついたアイデアを形にする、しないに関わらずに試してみてください。

なぎ
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まずは、物語を考えるの楽しい!という気持ちを取り戻すのが大切です

6. 誰かの話を「もし自分だったら?」と置き換える

物語だけではなく、人の話を「もし自分だったら?」と置き換えるのもアイデア作りに役立ちます。違う立場の人のことを自分事として考えることで、キャラクター作りに活かせます。

アイデアが浮かばない、物語が浮かばないと感じている人の中には、複数のキャラクターを考えるのが難しくて物語が広がらない人もいるでしょう。

そのような人は、自分が経験したことのない人の話や、自分とは異なる考え方の人の立場を自分に置き換えることで、気持ちが理解しやすくなりますよ。

7. 異なるジャンルを掛け合わせる(例:和風×SF)

アイデアが浮かばない人の中には、自分が考えたアイデアがどこかで見たことあるものばかり!という人もいるでしょう。

これだけ多くの物語が溢れていては、完全に新しいものを作るのは難しいものです。必ず、どこかでみたことあるような話が出来上がってしまいます。

なぎ
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これは、仕方がない現実です

そんな時は、異なるジャンルを掛け合わせてみてください。遊び感覚で組み合わせてみることで、新たな話が作り上げられます。

なぎ
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どこかで見たような話でも、掛け合わせると斬新なアイデアになります!

8. 好きな作家の設定や構成を分解・分析してみる

自分の好きな作家さんの作品の設定や構成を分析してみましょう。好きな作品を細かく紐解くことで、作品の構造を知ることができます。

分解していくと、自分の作品に活かせるものが出てくるかもしれません。自分だけでは思いつかないような発想を得ることで、刺激になるでしょう。

舞台設定を紐解く

舞台設定を紐解く時、以下の4つの観点から物語を見ていきましょう。

  1. いつ・どこで起きている物語なのか
  2. 現実の話なのか架空の話なのか
  3. 時間軸・時代設定はどうなっているのか
  4. 物語にはどのような背景があるのか

架空の世界かリアルな世界かで、物語の様子は変わります。時間軸や時代設定によっても、物語の中でできることは変わってくるでしょう。

物語にある背景は、作品のテーマにもなりやすいものです。「今の社会情勢を表している作品」「男女差別が起きていた時代を表している作品」というように、作品の背景は物語の根源となります。

登場人物を紐解く

作品によって登場人物の描き方や、登場人物の立場は異なります。主人公が絶対的に正しく見える、良く見える作品があれば、その反対もあります。どの登場人物も平等に輝き、誰が主人公でもおかしくない物語もあるでしょう。

登場人物を紐解くことで、キャラクター作りの参考になります。相関図を作ってみたり、登場人物各自の作品内での目的や思いを書き出してみると、それぞれの関係性がわかりやすいです。

物語の構成を紐解く

物語の構成は、小説の大きなポイントとなる部分です。構成がうまくいかずに、書きたいものがまとめられない人もいるでしょう。

物語の構成は、あらゆる視点から紐解くことができます。

・物語はどのように構成されているか
・時系列はどのようになっているか
・作品の中で時間はどれだけ経っているか
・視点の切り替えはどのように行われているか
・どの登場人物に焦点を当てて進んでいるか

これらを分解することで、物語がどのように進められているかがわかります。物語の中には、たった数日の出来事を何ヶ月にも感じられるほどに描いているものもあれば、何年間にも及ぶ話を描いているものもあります。

視点の切り替え方は作品作りに大きく左右するポイントです。ただ、それぞれのキャラクターの心情を描き分けているものもあれば、複数のキャラクターに視点が移ることで物語が動き出していく作品もあります。

運び方を学ぶことで、作品の見せ方が広がっていくでしょう。

創作アイデアを生み出し続けるための習慣

アイデアを生み出し続けるための習慣を作ることで、継続的にアイデアが浮かびやすくなります。

・書く前に考えすぎない
・日記を習慣化する
・書けない時は離れる時間を作る

書く前に考えすぎると、何も書けなくなってしまいます。今回紹介したランダムワードなどを使って、まずは「何か書いてみる」ことから始めてみてください。すごくなくてもいい、誰かに褒められるものでなくても良いのです。

日記を習慣化すると、自分のために書くことに抵抗がなくなるのでおすすめです。感じたことや出来事を言語化する練習にもなります。日記からアイデアをもらえるようになればなおいいです。

なぎ
なぎ

書くのが辛い時は、一度離れてみるのも一つの選択ですよ!

まとめ|発想の引き出しを増やそう


アイデアが浮かばない原因と、アイデアを作るための方法を解説しました。複数の方法があるので、焦らず、まずは試してみてください。自分に合った方法が見つかれば、楽しく創作活動が続けられるきっかけになるでしょう。

まずは一文・一場面から書いてみることが大切です。大作などすごいものを作ろうとせずに、「まずは何か書いてみる」ことから始めてみてくださいね。

一人で悩んで辛い時は、誰かの力を借りるのも大切です。小説を書くお手伝いをするサービスについて、以下も併せてご覧ください。

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