小説を書き始めたのに、途中で手が止まってしまう。そんな経験、ありませんか?
「アイデアはあるのに筆が進まない」「どうせ自分には書けないと諦めてしまう」書くことが好きなのに、気づけばノートやPCの前でため息をついている……。
それは、才能のせいではなく、モチベーションの整え方にヒントがあります。
この記事では、小説初心者でも無理なく書き続けられるようになる「モチベーション維持のコツ」を7つご紹介します。書くことを楽しみながら、あなたの物語を一歩ずつ前に進めていきましょう。
小説を書くモチベーションが落ちる理由とは?
小説を書くモチベーションが落ちる理由には、さまざまなものがあります。
書き進めているうちに上手くいかない状況が続くと、誰しもやる気を失ってしまうものです。書き始めのモチベーションが高ければ高いほど、理想通りにいかなかった時に気持ちが落ちてしまうでしょう。
小説が書けないときの対処法|気持ちを整理する習慣
メンタル面で小説が書けなくなってしまった時は、一度自分の気持ちを整理する時間を作りましょう。

自分が何を書きたかったのかわからなくなってきました

意外と、自分の気持ちは見失ってしまうものです
なぜ書くのか再確認する
小説を書くモチベーションがなくなってしまった時は、「なぜ小説を書きたいと思ったのか」「どのような小説を書きたくて始めたのか」再確認しましょう。
自分の気持ちを見つめ直すことで、書けない理由がわかるかもしれません。

立ち止まった時は、原点に戻ることが大切です!
理想が高すぎないか確認する
小説を書くモチベーションがなくなったのは、理想が高すぎるのが原因かもしれません。

憧れのあの人みたいに書きたいです!
理想を掲げることは大事ですが、今の自分から遠すぎる高い目標は、かえって自分を苦しめるだけです。今の自分の技量や書くペースでは実現できないような、高すぎる理想を設定していないか確認しましょう。
書くことが義務になっていないか確認する
モチベーションがなくなったのは、書くことが義務になっている可能性があります。「小説を書くのが好き!」「小説を書く時間が楽しい!」と思って書き始めたはずが、気づけば「書かなければならない」「面白いものを作らなければならない」という気持ちになっていませんか?

毎日書き続けることを、自分に強制していました・・・

好きなことでも、義務になると辛くなってしまいますよ
小説を書くモチベーションを取り戻す7つの方法
小説を書くモチベーションを取り戻すための7つの方法を見ていきましょう。
自分を褒めること・誰かに褒めてもらえる環境を作ることが大切です。

孤独作業になりがちだからこそ、仲間を作りましょう!

まずは、作品に触れてインスピレーションをもらおうと思います
やる気の出し方は人それぞれです。まずは、今の自分にできそうなものから挑戦してみてください。
小説を書くモチベが上がらない時は?スランプ時に効く発想転換法
どうしても小説を書くモチベーションが上がらない時は、無理に長編小説を書き続ける必要はありません。長編小説は先が長くて終わりが見えないからこそ、モチベが下がりがちです。

小説を書くのが嫌いにならないように、今から紹介する方法を試してみてください!
短編・プロットだけ書いてみる
小説を書くモチベが上がらない時は、500文字以内の短編小説を書くのがおすすめです。短編小説ならば設定を作り込む必要なく、気軽に作れます。
テーマから即興小説を作れば、気分転換にもなり小説を書く楽しさを思い出せるかもしれません。

登場人物一人の語り物語とかなら、気軽に書けそうです
新しい小説を書くのも辛い時は、プロットを書くだけでも大丈夫です。書ける書けない関係なく、「こんな話あったら面白いな!」を自由に書いてみてください。
キャラの会話だけでもOK
小説を書くモチベが上がらない時は、台本を作るようにキャラの会話だけを描いてみてください。
情景描写や説明の多さなど、一つ一つの描き方を気にしすぎて書けなくなっている可能性もあります。キャラの会話だけならば、何も気にせずに頭の中に浮かんだ妄想をそのまま描けます。

会話だけでも物語は充分に広げられますよ!
会話を書いているうちにモチベが上がれば、肉付けするように文章も描けるようになるかもしれません。
インプット期間と割り切る
どうしても小説が書けない、プロットもキャラの会話も何も頭に浮かばない。そんな時は、今はインプット期間なのだと割り切ってください。
どんなことでも、インプットがなければアウトプットはできません。あなたが書けないのは、アイデアが枯渇しているからかも。書きたくなるその日まで、小説や映画・アニメやドラマなど様々な作品にふれる時間としてください。

良い作品を作るためには、インプットも大切な時間です!
小説を書くモチベーションを保っている人の共通点とは?

常にモチベーションを保てている人って、どんなことをしているんだろう?

実は共通して行なっていることがあります!
ここでは、4つの共通点をご紹介します。
習慣化している(時間・場所)
小説を書くモチベーションを保っている人は、書く時間・書く場所を習慣化しています。例えば、「毎週土曜日の朝はカフェで執筆する!」「金曜日の夜は仕事終わりにカフェで執筆する」というように、書く場所と書く時間を決めています。
書く時間や場所を固定化することで、いつでもダラダラ書けるという状態を防げます。

この時間しか書けない!とした方が、自然と書く習慣が作れますよ
完璧を目指さず、まずは書いている
モチベーションを保っている人は、クオリティーを気にせずにとりあえず書き進めています。はじめから完璧な状態を目指すと、執筆の手は止まってしまいます。

クオリティーを追求するのは、書き終えた後からできます!
小説は推敲を重ねることで良いものに仕上がります。はじめから完璧なものを目指さず、腑に落ちない部分があってもとりあえず書き進めることで、最後までモチベーションを保ちながら書き続けられます。
うまくいかない時期も受け入れている
モチベーションを保っている人は、書ける時と書けない時があることを理解しています。

プロの作家さんにも、スランプの時期はあるものです
うまくいかない時期があって当たり前と思うことで、元気になった時に楽しく書けるようになります。書けない自分、モチベーションが上がらない自分を責めないことが大切です。

うまくいかない時は、インプットの時期と思えば良いんですね!
ひとりで抱え込まず発信・交流している
モチベーションを保っている人は、モチベーションが上がらない時、創作仲間と交流をしてテンションを上げています。一人で抱え込まず、自分の状態を発信することで共感者が生まれます。

私も同じです!という人がいれば、それだけで気持ちが楽になりますよね
落ちている時期は悪いことでも、恥ずかしいことでもありません。自分の状態をありのままに伝えることで、理解者を得られます。同じ経験がある人を見つけられれば、その時の対処法を教えてもらえるかもしれませんよ。
モチベーションに波があるのは当たり前!
今回の記事では、小説を書くモチベーションが上がらない原因と、対策について紹介しました。モチベーションに波があるのは、誰しも当たり前のことです。
その時にどのような行動を取るかで、モチベーションが上がった時の行動が変わります。書けない自分を責めず、書けない時期も味わいながら楽しく小説を書けるようになると幸いです。
一人で書き続けるのが難しい・見てもらえる人がいなくてモチベ維持が難しい人は、以下のサービスがおすすめです。

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