長編小説を書き上げるコツ!書き方を気にしない人が完結へ導ける理由

長編小説を完結させたい人へ
小説初心者
小説初心者

小説を書いていると、書き方が気になって一向に話が進みません・・・

小説を書いていると、自分の文章の稚拙さや、「もっと他の表現があるはず!」と考え、一文を書くにも時間を費やしてしまうことがありませんか?

文章を書く人だからこそ、ちょっとした文章も気になってしまうのは仕方がありません。しかし、書き方が気になって、書き直すことを繰り返していると、いつまで経っても小説は完結できません!

なぎ
なぎ

今回は、書き方を気にせずに長編小説を書き上げるためのコツを紹介します!

長編小説を書き上げるためには書き方を気にするな!

まず長編小説を書き上げるためには、書き方を気にせずに物語を進めることが大切です。

小説初心者
小説初心者

それができたら苦労しません・・・

どうしても気になってしまう人に、「気にするな」と言ってもすぐに意識するのは難しいでしょう。ただ、「文章を気にせずに小説を書け!」と言っているわけではありません。

なぎ
なぎ

書き上げるまでは、書き方ではなく、書き上げることに意識を向けましょう。

  • 文章表現は気にしない
  • 描写の書き方に納得がいかなくても仮に進める
  • 脚本を書く気持ちで進める

長編小説を書き上げるには物語を進めることに集中しよう

物語を進めないと、小説の良い点や悪い点は把握できません。物語を書き進めるからこそ、「ここの展開は違和感があるかも」「プロットで考えた時は行けると思ったけれど、実際に書いてみると不自然」といった改善点が見えてきます。

しかし、書き方が気になって同じところで何度も書いては直すのを繰り返してしまうと、物語の全体像は掴めません。

①物語の「流れ」が途切れず、勢いが保てる

長編小説は登場人物の心情の変化や、展開の積み重ねによって出来上がっていくものです。文体や表現を何度も直すと、その流れが切れてしまい、物語全体のテンポや感情の流れを見失いやすくなります。

多少荒くても、まず「最後まで書く」ことで、作品全体のリズムや一貫性が見えるようになります。

②創作の「熱」が冷めない

最初に湧いたインスピレーションやテーマへの情熱は、時間とともに薄れがちです。書き方にこだわって立ち止まってしまうと、その熱が冷めて筆が止まりやすくなります。

一気に最後まで進めることで、最初の衝動や感情を作品全体に通すことができ、読者の心にも熱が伝わる物語になります。

③「全体像」を見ないと、本当の改善点はわからない

一章ずつ完璧に仕上げても、全体を書き上げてみると構成がズレていたり、不要なエピソードが見つかったりすることはあります。物語を書き進めることで、「何を削り、何を膨らませるか」が客観的に見えるようになります。

なぎ
なぎ

小説を展開させていかないと、本当の改善点は見つからないということです!

④創作は「書くこと」でしか磨かれない

どんなに構成を練っても、実際に書く中でしか生まれない発見や深まりがあります。実際、プロットをしっかり練っていても、書き進める中で違和感を感じることはあります。それは、実際に書かないと見えない世界があるからです。

しかし表現や文体は、書き続けるうちに自然に整っていくものです。最初から上手く書こうとするより、「書きながら成長する」くらいの気持ちで取り組む方が、結果的に完成度が高くなります。

長編小説を完結させるには、とにかく最後まで書き上げよう!

長編小説を完成させる最大のコツは、「とにかく最後まで書き切ること」です。文章表現や描写は後からいくらでも直せます。しかし、物語を完成させたいという思いは、ぶつ切りにしてしまうと二度と戻ってこない可能性があります。

作品がエタってしまう、書く気力がなくなって創作から離れてしまうのも、改善を繰り返す中で心が折れてしまうのが原因の一つです。書いては直す行為は、自分を苦しめる行為でもあります。

まずは「とりあえずこれでいいか」を大切にし、完成させた後にめいいっぱい文章を整えることに時間を費やしましょう。そうすることで、自然と長編小説へのハードルが下がりますよ。

書き方を気にしなくても書き上げるのが難しいと感じる方は、こちらの記事も併せて御覧ください。

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